IHSEは主要国 航空局の管轄である、各拠点となるATCセンター 21拠点へのKVMシステム導入を発表致しました。
航空局は特定の地域における航空路交通 (En-Route) 情報を管理するために、当国内に多数の管制センターを設置し航空交通管制及び、航法システムの運用をしています。

IHSEのKVMシステムにおいては、その中の21拠点に導入されており、オペレーターの作業負荷を軽減、運用効率の向上に貢献、専用航空交通管理システムの接続や、国内空域を飛行する全便のフェイルセーフ管理を保証します。

本プロジェクトの一環として、オペレーターの操作卓に関しても、1500台規模での刷新が実施されています。
オペレーターは、KVMエクステンダーに接続された4K60PのPCディスプレイから、対象の監視端末へアクセスが可能で、システムの中で実行されている全てのタスクを一目で把握できるため、異常発生時にも即座に対応をすることが可能です。

KVMシステムの構成としては、高度なセキュリティでの運用を24時間365日継続するために、三重化の冗長構成を採用しており、万が一障害が発生した場合でも、システムの運用を継続することが可能です。

「IHSEのKVMシステムは、国内の飛行安全向上に大きく貢献します。航空路データの可用性の向上により、オペレーターは従来比約74%増の航空機を同時に画面上で追跡可能となるでしょう。」
IHSE GmBH 最高営業責任者 (CSO)