Webブラウザベースのアプリケーション

Draco Tera KVMシリーズにおいて、KVMのスイッチングを行うには、OSD画面による選択、マクロ機能によるショートカットキー、APIプロトコルによる外部制御などの方法が今までありましたが、新たにWebブラウザからKVMのスイッチングに対応しました。
ユーザーは予めプリセットされたWebインターフェースから、アクセスしたいCPUユニットを選択し、瞬時に対象のPCにてオペレーションを実行することができます。

KVMシステムを直感的に制御

Tera Web Controlを追加することによって、従来キーボードコマンドベースのスイッチング操作を、個々のユーザー/コンソールごとに実行することができます。
KVMマトリクススイッチと同一のネットワークに存在するノートPCやタブレット端末からWebブラウザ経由でKVMマトリクススイッチへアクセスし、Tera Web Controlのインターフェースを使用することが可能です。
Webブラウザ上で表示されるインターフェースは任意のレイアウトに設定ができ、KVMマトリクススイッチ内部のメモリへ保存されます。
ユーザーは事前にレイアウト設定した、コントロール画面にて、円滑にKVMのスイッチングを実行することが可能です。

ユーザーごとに設定可能なアクセス権限

Tera Web Controlを使用する場合、ユーザー/ログインの操作が要求されます。
KVMマトリクススイッチ本体によって設定されたユーザーごとのアクセス権限に基づき、Tera Web Controlのインターフェース上に表示されるCPUユニットは制限されます。
ユーザーがアクセス可能なCPUユニットは事前にKVMマトリクススイッチ本体の設定されているため、誤ってアクセス権限を与えられていないCPUユニットへアクセスすることはなく、セキュリティの観点においても、情報漏洩のリスクを回避することが可能です。