AからDまでの収録スタジオサブと報道フロア、CGテロップ、編集設備を始めとして、送出、回線設備までをも包括的に接続し、全館に設置されたワークステーションの自由なルーティングと遠隔操作により、運用の大幅な効率化を実現しています。国内放送局へ初めて導入された「Draco tera Enterpriseスイッチ」は、シングルファイバーを使用した⾧距離延⾧にも対応しています。また、1組のキーボードとマウスで複数台のワークステーションを監視・制御が可能なMulti-Screen機能や、複数スイッチ間の双方向通信を確立するMatrix Grid機能など、製品が持つ高い能力を余すことなく使用したハイエンドシステムとなっています。
2020年にはIHSE社初のIP-KVMであるIP CON R488-1IPCを追加増設いただきました。これにより、インターネットを経由してリモートで社屋内のDraco KVMシステムにアクセスし、マトリックススイッチに接続された各端末を、遠隔から操作・モニタリングできる環境が整備されました。
システム概要
- Draco tera Enterprise 160ポートKVMスイッチ(ファイバー)x1式
- Draco tera Compact 32ポートKVMスイッチ(CatX)x3式/16ポートKVMスイッチ(CatX)x1式
- エクステンダー総数約300式